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3月ごろから先生方からのメールにzoom、Google Classroom、スプレッドシート、
Google Forms、Webex Meetings……と、それまで知らなかった用語が混じりだした。何
のことかと思っているうちに、全国一斉休校からの再開が延び延びになって長期化する。
のにともない、これらが学校現場を救っていることに気が付いた。恐らく今後もこれら
なくして日本の教育は成り立たないだろう。
がある時点で、これらはすべてアメリカの企業が開発したものであることに気がつい
た。我々は普段の生活でも、Google で検索し、Apple のiPhone ・iPad を使い、Amazon
で買い物をし、Facebook でつながっている。お金はどんどんアメリカに出ていく一方な
のに対して、これらの企業はほとんど日本に税金を払っていない。先進国で一人負けの
状況の核心部分は、実はここにある。
といって保護主義を主張したいわけではない。こうした新しいイノベーティブな企業
を生み出せなかったわが国の人の育て方を変革しなければと思うのである。「すでに社
会的評価定まった組織(大学、企業)の一員」を目指す生徒ではなく、「未知の荒野」
にチャレンジしていくタフな生徒を育てなければいけないのではないか。コロナ禍でや
らなければならないことが山積していることは十分承知している。が、目の前のことで
終始している学校と、生徒が巣立つ次の時代を視野に入れて教育内容を変えている学校。
タイトルはこれほど影響する(自分だけか?)。今年は無理でも、来年は来場型のイ
とでは、わずか5年後でも大きな開きが生じるに違いない。これからは、イノベーティ
ブな先生の比率がどのくらいかで、学校の命運は決まると言っていいだろう。。
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