著作・新刊のご案内
『中学受験 ママへの「個別指導」』 学習研究社・刊
         《 も く じ 》
はじめに………2
序  章〈現代の受験環境〉
なぜ中学受験がこれはど拡大するのか?………10
   ●一般的な受験のスケジューJレ/フローチャート…14
Step 01〈受験するのかしないのか?!〉
「受験」、はじめの一歩を考える………17
図解「12歳には、5つの進路の選択肢があります」 /なんのために受験するのか?! /合格の可能性はもちろん、支払いの可能性も重要 /祖父母のポケットを当てにするときには覚悟が必要! /“願書提出時と入学後とで姓が違う!”にならないように /スタート前に地元の公立中学をもう一度見直そう /働くお母さんの子どもは実は受験に有利!
Step 02〈受験ライフ第1段階〉
低学年から4、5年生をどう過ごすのか………33
図解「学費と偏差値は比例することをご存じですか?」 /低学年のうちに、何をやっておいたらいいのか? /誰もが知りたい「学力を伸ばす」魔法のテクニック /子どもには受験をプラスイメージで語ろう /突然できるようになる、という奇跡はない! /「家庭教師を頼んだから、もう大丈夫」は、まちがいの始まり! /「自立」している子が合格する /4、5年生の夏休みは遊ばせる? /4、5年生の学習生活の注意点 /ワーキングマザーの「受験生活のおくり方」
Step 03〈受験勉強のスタートライン〉
「塾まかせ」にしないための塾選び………55
図解「3年間に、塾の費用だけで200万円くらいがかかります /中学受験「塾不要論」は絵に描いた餅?! /塾の選び方が合否の明暗を分ける?! /「個別指導塾」のメリット、デメリット /「難関校に何人合格!」という数字の魔術にだまされてはいけません! /ハイレベルの塾だからいいわけではない! /オプションをたくさんとればいいというものではない
   ●特別コラム/公立中高一貫校を受けるには………70
Step 04〈受験学年前半〉
ひとつひとつ着実に「地力」をつけていく………75
子どもが好きなことを全面禁止しない /あって当然の親子のバトル /模試は1社に絞るべきか? /1ポイントの偏差値にこだわる意味はない /夏休みは勉強量の差がもっとも開く時期
Step 05〈学校選択〉
学校はどう探し、受験校はどう決めるか?………87
図解「首都圏281校、関西圏141校。私立学校はこんなにたくさんあるのです」 /書店で「受験案内」を買って要チェック! /合同説明会は受験の様子がわかる絶好の機会 /学校説明会のための専用ノートを用意しよう /生徒こそ最高の学校説明! /先生こそが最高の環境 /「大学進学」教育に力を入れている男子校 /「女の子」が主人公になれる女子校 /異性から刺激を受けて成長できる共学校 /付属校を選ぶ「元本保証」の心理 /応募者が多い学校が「よい学校」とは限らない /増えている「コース制」について知っておこう /「特待生制度」は、中身をよく知ってから、活用しよう /「受かる学校」探しにならないように…… /こんな学校もある /「いい学校」探しの4つのポイント
Step 06〈受験学年後半〉
「模擬試験」「過去問」と大きな課題をこなしていく………121
図解「子どもを伸ばす言葉とつぶす言葉」 /6年生秋以降の学校説明会の活用法 /模擬試験は「模擬」試験 /過去問はやさしい学校から /過去問の効果的な攻略法をマスターしよう /6年生の秋が危ない!受験からリタイアするの? /冬期講習は受けさせるべきか否か?!
Step 07〈受験直前〜本番〉
できることはすべてやる 平常心が大切………137
図解「受験日の違いはこんな風になっています」 /年内に済ませておきたいこと /出願書類は気持ちをこめてていねいに! /上手な出願と受験直前の過ごし方は……? /倍率が高くても志望校は変えない! /ワーキングマザーの受験シーズン /子どもが受けたい学校を受けさせなければ受験は終わらない /「午後入試」はどう活用するか /万が一、志望校に全滅した場合、どうするか?
Step 08〈受験後〜中学進学後〉
「結果」はさまざま。胸をはって次のスタートを………157
子どもをかばわないことも必要 /不本意な結果だったお母さんへ /最後の小学校生活を充実させてあげよう /まぐれ不合格はあっても、まぐれ合格はない! /教育を「サービス業」だと思わない /一貫教育を生かせるかどうかは、家庭次第 /戦いはまだまだ続く
   ●ミニコラム
かけこみ受験でも大丈夫/やる気はどうやって引き出せばいい?/入試教科のバラエティーは広がっている/子どもの能力を客観的に見ていますか?/コースいろいろ/入試回数は増加の傾向/変化する学校説明会/学校説明会では保護者に注目/授業参観は「中1」と「高3」を見てみよう/今どきの付属校事情/大学合格者実績を見るポイント/高校からは入れない学校/中学入試のカジュアル化が進む/制限時間を設けて勉強しよう!/プレッシャーに負けないで/複雑になる中学入試/本人が選んだことが大切なわけ
おわりに………172
『中学受験 ママへの「個別指導」』について著者の安田から
 ここ2、3年の中学受験の様相はかつてと大きく異なっています。それは、短い言葉で表現するならば、中学受験の世界に「入ってくる時期、入ってくるかたちが驚くほど多様になり、また出て行き方も様々である」ということです。
 お受験に失敗して小学校入学前から中学受験を意識して手を打つ家庭もあれば、小6の夏に友だちが夏期講習に行くのを見て、わが子が受験したいと言い出したという「駆け込み受験」の家庭もあります。
 出て行き方にしても、受験本番までたどりつかず途中で断念、いわば「中退」という例も(子どもが疲れ果てたというケースもあれば、当初思い描いていた学校は無理そうだから高校でリベンジするというケースも)。「卒業」にしても第一志望一発合格から「全滅組」まで、子ども一人ひとりがそれぞれ違った道を歩みます。
 受験生活そのものも決してスムーズに運ぶものではありません。途中何度も「そんなに勉強したくないなら受験なんかしなくていい!」と怒鳴る日があるはずです。また「この子は受験には向かないのではないか」と思い悩むことも。こんなにもかかるのと、財布との相談が必要になることも。

 こうした山あり谷ありの日々を何度も繰り返しながら入試当日を迎えるわけです。この本が、これから受験に歩みだすお母さんの心の支えになることを願っています。
発行の形態・通信販売について
著 者  安田 理
発 行  学習研究社
定 価  1200円+税(税込み1260円)
頁 数  180
判 型  四六判
コード  ISBN978-4-05-302677-4
販 売  全国の書店で発売中

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